四葉、「いらっしゃーい。うえすぎさーん」。

一花、「その辺にないかな」。
四葉、「白い服でしょ。」。
風太郎、「なんで昼すぎまで寝てんだよ」。
四葉、「あっ。うわ。一花、こんなの持ってるの？大人」。

一花、「同じ顔だし、四葉でもいけるんじゃない。小学生のパンツはそろそろ捨てないとね」。
四葉、「うわー。上杉さんがいるからしっーしっー」。

四葉、「えっと、上杉さんはどう、思いますか？似合うと思いますか」。
風太郎、「なんでもいいから早く着替えてくれ」。

四葉、「ふん。上杉さんのおしゃれ下級者」。

四葉、「さあ、準備万端です。勉強、はじめましょう」。

風太郎、「俺たちだけでやるか」。
四葉、「はーい」。

二乃、「そうだ。四つ葉。バスケ部の知り合いが大会の臨時メンバーを 探してるんだけど、あんた、運動できるんだし。今から行ってあげれば」。
四葉、「い、い、今から？でも」。

二乃、「なんでも5人しか、居ない部員が骨折しちゃったみたいで、 このままだと大会に出られないらしいよ。かわいそうに」。

風太郎、「そんなの」。
二乃、「がんばって、練習してきただろうに。ああ、かわいそう」。

四葉、「上杉さん、すみません。困ってる人、放ってはおけません」。

五等分の花嫁ブログ3話へはここをクリック。