五等分の花嫁
四葉1話目
四葉、「上杉さん。上杉さん。うえすぎさーん。やっとこっち見た。」。
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風太郎、「おお、誰だ。なんで俺の名前を」。
四葉、「ふっふっふー。よくぞ聞いてくれました」。
四葉、「あなたの落としたのはこの100点のテスト?それとも0点のテスト?」。
風太郎、「俺のテスト、なんで?」。
四葉、「それはですね」。
四葉、「あの時、あーなって」。
四葉は上杉が答案用紙を落とすのを見ていた。
四葉、「わたしが気が付いて」。
四葉、「というわけです。で、どっちですか」。
風太郎、「右」。
四葉、「わお。正直者ですね。両方セットで差し上げます」。
風太郎、「いらねぇよ。てか、0点って誰のだよ?」。
四葉、「わたしのです」。
四葉、「上杉さんの第一印象は」。
四葉、「根暗で友達がいなさそうでしたが、」。
四葉、「新たに」。
四葉、「天才を加えておきますね」。
四葉、「早っ」。
四葉、「むむむむー」。
風太郎、「いつまでついてくんだ」。
四葉、「まだ、お礼を言われてません」。
風太郎、「はーっ」。
四葉、「落とし物を拾ってもらったらありがとう、天才なのにそんなことも
知らないのですか」。
風太郎、「たまたま、拾った」。
四葉、「あぁっ」。
風太郎、「これでかしかりなしだ」。
四葉、「そうか。ありがとうございます」。
風太郎、「お礼、いっちゃったよ」。
二乃、「いた。ストーカーよ」。
四葉、「上杉さんがストーカー」。
風太郎、「なぜ、誰もいなーい」。
四葉、「はいはーい」。
四葉、「わたしがいまーす」。
風太郎、「四葉だっけか?0点の」。
四葉、「えへ」。
風太郎、「ちょっと眉間にしわよせてくれ」。
四葉、「こうですか」。
風太郎、「本当に五つ子なんだな」。
(五月と同じ顔をしていた。)
風太郎、「なんで、お前がいるの?」。
四葉、「上杉さんの授業を受けるために決まってるじゃないですか」。
風太郎、「四葉、ざ・姉妹で愉快」。
四葉、「やったー、他のみんなを呼びに行きましょう」。
四葉、「わたしたちの部屋は手前から五月、わたし、そして、三玖、二乃、一花の順番です」。
風太郎、「みんなを集めるところからか」。
四葉、「大丈夫ですって」。
一花、「人の部屋を未開の地扱いしてほしくないな」。
四葉、「もーう。また、散らかして」。
一花、「勉強。勉強ってせっかく同級生の女の子の部屋にきたのに、それでいいの?」。
四葉、「上杉さん、ご心配なく、わたしは勉強してますから」。
(四葉は花の絵を描いていただけ。)
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