四葉が風太郎の病室へやってきていた。
四葉、「上杉さん、ここに二乃が来ませんでしたか？」。

一花と三玖も来ていた。風太郎は入院させるにしてもなぜ、個室なのか？ 風太郎が病院長の隠し子と看護師たちに言われていることをぼやいていた。

四葉、「うん。やはり二乃の臭いがします」。

四葉が「くんくん。くんくん」と臭いかいで二乃を探しだした。

四葉が「ああ、二乃居た」。
二乃、「あんた、犬か」。

四葉、「あっ、五月、なんだここに居たんだ」。

風太郎が五つ子を同じ髪型にして並べて、名前を呼んだが、外れた。
風太郎誰が「誰だかわからない。最近のアイドルみたいにな」。
一花、「それは風太郎君が無関心なだけでしょ」と。

0点の答案を見つけた風太郎。

風太郎、「四葉、白状しろ」。
四葉、「当然のように疑われてる」。

四葉、「わたしたちの見分け方はお母さんが昔、言ってました」。

四葉、「愛さえあれば自然とわかるって」。
風太郎はどうりでわからないはずだ。

一花、「風太郎君、もしかしたら犯人はこの中に居てないのかもしれないよ」。
風太郎、「どういうことだ」。
一花、「落ち着いて聞いてね。わたしたちにはかくされた六人目の姉妹、むつみがが いるんだよ」。
四葉、「なんだって！むつみは今どこに」。

四葉、「まずは上杉さんが勉強しないといけませんね」。

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