二乃がパパに思いを伝えていた。
二乃、「もう少し新しい家にいることにしたわ」。
パパ、「なんだって」。
二乃、「一花にだけ負担をかけない。あたしも働くわ。 自立したなんて立派なことしたつもりはない。正しくないのも承知の上。 でも、あの生活があたしたちを変えてくれそうな気がする。少しだけ前に進めた気がするの」。
パパ、「理解できないね。前に進むという抽象的な言葉になんの説得力もない。君たちの新しい 家とやらもみせてもらったが、むしろ逆戻りに見えるね。5年前まで忘れたわけでもあるまい」。
風太郎、「ここに居たか二乃。帰るぞ」。
パパ、「こちらに来なさい。」
風太郎、「えーと、お父さん、娘さんをもらっていきます」。

「はい、四葉。現文の問題、四葉の予想がドンピシャだったね」。
四葉、「おいしいね」。

二乃、「あんたを好きって言ったのよ。あんたみたいな男でも好きなる女子が一人くらいいるって 言ったわね。それがあたしよ。残念だったわね」。

風太郎、「ここよりもっと近い店があるのに、なぜ？」。
三玖、「これ、これ、目当て。このA賞の行先、お爺ちゃんの家の近くだ」。
風太郎、「あのさ、三玖。好きな人とかいる？恋バナしようぜ」。
三玖、あたしはなんて臆病なんだろう。

風太郎は抽選の景品の旅行が当たって、らいはと父と来ていた。
誓いの鐘。この鐘を男女で鳴らすと永遠に結ばれるという鐘。

そこへ中野家族も旅行に来ていた。
中野父、「まさに家族旅行だ。だが、気を付けないといけないよ。旅にトラブルはつきものだからね」。
五月から「上杉君、後でお話しがあります」。

五月にあった風太郎。
五月から「わたしたちはもうパートナーではありません。もうけっこうです。この関係に終止符をうちましょう」。

五月かららいはの電話に電話をしてきた。
五月とお風呂で会うことにした。
それで風太郎は五月と昨夜の話しをした。
五月、「二乃だけではありません。一花も三玖も四葉も春休みに入ってどこか変なんです 昨夜はそれを尋ねるため呼び出しました」。
風太郎、「やるか。お悩み相談」。