ずっと成績が学年2位だった竹田が現れた。竹田は風太郎に「彼女たちが 風太郎のあしかせになっている」と。
風太郎、「この仕事を受けていなかったら凡人にもなれていなかっただろうよ。 教科書を最初から最後まで覚えただけ。俺は知った気になっていた」。

風太郎、「知らなかった。世の中にこんなバカ共がいたこと。 こいつらの家庭教師を受けた上で全国模試(順位)1ケタだ こいつらがあしかせでないことを証明してやる」。

風太郎へのプレゼントはあげないことになっていたのに、二乃が風太郎の 誕生日プレゼントを用意していた。

四葉は千羽鶴を折りはじめていた。風太郎へのプレゼントになると思って自己嫌悪に陥っていた。

風太郎は五月が塾講師の下田さんの下で働くという話しを聞いた後、寝てしまっていた。
風太郎が寝ているわきに5羽の鶴が折ってあった。風太郎は全国模試は3位だった。

三玖が四葉に三玖が焼いたパンを見せていた。はじめは四葉に「石」って言われてたけど、 3回目でパンらしいのが焼けていた。これを修学旅行の時にフータローに食べてもらうという。 四葉は三玖に協力すると言った。

三玖がやる気を出していた。

修学旅行の班の定員は5人。休憩中に四葉のところに一花がフータローと一緒にするように言いに来た。

風太郎が「誕生会のお礼」と手作りの単語帳を渡した。
らいは、「いらない。それより四葉さんに何かお礼してあげて」と。
風太郎、「そこでなんで四葉が出てくる」。
らいは、「うわー、やっぱり忘れてる。林間学校で助けてもらったんでしょ。 何か、お礼をしてあげてって前に言ったじゃん」。

四葉、「上杉さん、わたしのほしい物はなんでしょうか」。

風太郎は四葉のお気入りの場所に来ていた。
四葉、「ここはわたしのよく来る公園なんです。ちょっと落ち込んだ時は そのブランコに乗ってみたり」。
風太郎、「どうだ。すごいだろ」。
四葉、「それに全然凄くありません。わたしがお手本を見せるので見ていてください。ほーら、どうです」。
風太郎、「負けるか」。

風太郎、「ぉ」。
四葉、「全力でこいだ時のこの景色が好きなのです」。

四葉、「百万ドルの夜景とはちょっと違いますが、光の一つ一つに家庭や家族があるのだと思うと ほっこりします」。
風太郎、「こんなのでよければ」。
四葉、「ほしい物はもうもらいました。また、来ましょうね。今度はみんなで」。
「あっ、これ,、中学生向けだ」。

四葉、「この際、みんな、同じ班になろうよ。上杉さんも一緒に だから、わたし以外みんなで。これなら万事解決だね」。

風太郎、「俺、クラスの男子ともう班を組んだぞ。すまん」。

二乃、「なんで、こうなるのよ」。
三玖、「結局、いつも通り」。
一花、「風太郎君に友達ができてよかったね」。
四葉、「気まずい」。

一花が写真を拾った。五月が落としていた。